2008年09月16日

夏の肌トラブル〜あせも・虫さされ・とびひ〜

夏の肌トラブル


暑い夏。
子どもにとっての3大肌トラブルは、
あせも 虫さされ とびひ です。

理由は、

あせも⇒高温多湿で汗をかきやすいから

虫さされ⇒外遊びが長くなり、虫が増え、肌の露出が多くなるから

とびひ⇒汗が多いと、皮膚の細菌の数も増えるから

等が挙げられます。


デリケートな子どものお肌、トラブルから守ってあげたいですよね。
それぞれのトラブルの説明と、対処法を紹介したいと思います。
*参考 NHK『すくすく子育て』



あせも


あせもになる大人ってあまり見ないですよね?
子どもに比べると、大人のあせもは圧倒的に少ないです。
同じ夏を過ごしているのに、一体何故、
赤ちゃんはあせもになる割合が高いのでしょうか?


理由は、こちら↓

大人の平均的な体の表面積を畳で表すと、およそ一畳分になります。
比べて、赤ちゃんの表面積は新聞紙1ページ分。
当たり前ですが、随分違いますよね。
それなのに、なんと、汗線(汗が出る管)の数は、
大人も子どもも一緒なんです!

つまり・・・。

赤ちゃんは、畳一畳分の汗線が、
新聞紙一枚に凝縮されている状態、と言う事。

しかも、赤ちゃんは、大人の3倍以上の汗をかくうえ、
汗線が細いので、詰まりやすいのです。
これでは、大人に比べて、
赤ちゃんのあせもになる割合が高いのは、当たり前ですよね。
あせもは放っておくと、掻きこわして、
とびひや、おできになることもあるので、
早めに対処してあげましょう。




対処法

1、まめに汗を拭き、着替え・シャワーをしてあげる
(石鹸は毎回使うと、皮膚が乾燥し、汗線が詰まりやすくなるので、
1日1回がめやす。着替えは、綿のシャツがいいですね)

2、ベビーカー等に長時間座る場合は、保冷剤を
(ベビーカーは、地面からの照り返しで、高温になります。
保冷剤を、ベビーカーの背中部分にいれて、
冷気を浴びるようにすると、体温の上昇を防げます)

3、涼しい場所へ
(あせもができにくいのは、
室温22℃〜24℃ 湿度55〜60%の状態。
エアコンと、扇風機を、上手に使って調節してあげましょう。
具体的には、赤ちゃんに冷気が直接当たらないように、
噴き出し口を上に向け、冷気は下にたまりやすいので、
扇風機もつけ、冷気を拡散させるといいです。
湿度計を置いて、こまめにチェックしたり、
カーテンで、日よけをすると、室温の上昇を防げます。)





虫さされ


子どもは、遊びに夢中になるので、虫に対して、無防備です。
また、さされた後、びっくりするほど腫れてしまう事もあります。
多いのは、蚊に刺された場合だと思いますが、
乳幼児の場合、まだ蚊の毒に慣れていないので、
大人のように、すぐに治らず、すごく腫れてしまいます。
次の日、その次の日に、一番酷くなるのが特徴です。
酷い腫れの場合は、病院で診てもらいましょう。
市販の薬だと、治るのに時間がかかってしまいます。




対処法


1、石鹸で洗って冷やす
(刺し口から、ばい菌が入ってしまうのを防げます)

2、痒み止めを使う
(痒み止めには、パッチタイプのものもありますが、
長時間貼りっぱなしだと、逆に、
パッチの下で、ばい菌が増えることがあるので、
まめに取り替えましょう)

3、爪を切っておく
(掻きこわしを防ぎましょう)



虫よけ剤の安全性


虫さされを予防する手段として、虫よけ剤を使う方法がありますが、
近年、多くの虫よけ剤に使われている ディート の安全性が
問われるようになってきました。
厚生労働省では、以下の内容を、商品や注意書きに明記するよう、
メーカーに通達をしています。

○習慣的に使わない
○年齢別、使用回数の目安
○誤飲・誤使用の場合の対処法
○含有するディート濃度


こんな通達があると、安全性を危惧してしまいますが、
虫さされの予防として、虫よけ剤には効果があります。
使用する場合には ディート の知識を身につけたうえで、
正しく、安全に、使うようにしましょう。
注意書きをよく読み、必要最小限使用するのがいいと思います。
スプレータイプを使用する時には、吸い込まないよう、
一旦手にとってから、つけるといいようです。

ディートについてもっとくわしく知りたい方はこちら をご覧下さい。

参考までに、通達に書かれている年齢別、
使用回数の目安はこちらです。

○6ヶ月未満の乳児には使用しない
○6ヶ月以上、2歳未満は一日1回
○2歳以上、12歳未満は一日1〜3回






ケムシ


夏に気をつけるべき害虫として、ケムシがいます。

特に5〜9月は、チャドクガの幼虫がとても多く、
ツバキ・サザンカの葉に、よく寄生しています。
体に数十万本の毒針がありますが、これは、刺さっても、
気づかないほど、細かいので、直後の自覚症状はありません。
翌日から、発疹がだんだん出始め、2日目がピークになります。
激しく痛痒いので、気づいたらすぐに皮膚科を受診しましょう。
(ケムシは反応が激しいので、市販薬は効きにくいそうです)
  





とびひ



そもそも、とびひとは、どんな状態を言うのでしょう?
黄色ブドウ球菌が、主な原因菌で、
6歳以下がかかりやすい皮膚病の事。
皮膚に、突然、痛い水ぶくれができ、急速に広がります。
水ぶくれがつぶれると、中にたくさんいた原因の菌が広がります。
それが乾くと、瘡蓋になり、痒くて掻き壊す。
そうすると、また更に広がる…と繰り返していきます。

原因の黄色ブドウ菌は、皮膚にはいませんが、
湿疹があると、そこにいやすいそうです。
特に鼻の入り口あたりに多いとか。
子どもは、鼻をほじったときに、爪に菌がつき、
その手で、体を掻いて、とびひになることがあるようです。



対処法


とびひは、かかるとやっかいなので、素人判断で処置せず、
医師の診断を仰ぐ事が大事です。
気づいたら、すぐに、病院へ行きましょう。

1、水ぶくれ、潰れた湿疹があったら皮膚科を受診
(早期発見で、酷くなるのを抑えられます)

2、治療は根気よく
(親の判断で、薬をやめたりしない)

3、タオルは別々に
(兄弟間で、うつるのを防ぎましょう)

4、お風呂はシャワーだけにする
(湯船に入ると、うつりやすいので)

posted by まる at 14:28 | 子どもの病気・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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