2008年09月20日

体温計と熱の測り方

体温計と熱の測り方


子どもが熱を出したら、どんな体温計を使っていますか?
電子体温計?水銀体温計?
鼓膜の温度を測る、耳式体温計もありますよね。

熱を正確に測るのって、実は、
簡単なようで、意外と難しいです。
子どもはジッとしてくれないし、
いつ、どんな場所で、どの部位で、どんな体温計を使ったか
によって、数値は、少しずつ、違ってきます。




意外と知られてない!? 予測温と実測温


体温計に表示される温度には、
“予測温”と“実測温”
があることを、ご存知ですか?

体温を測るとき、わきの下に体温計を入れて、
しばらく目盛を見ていると、表示が上がりきるまでに、
10分程度かかると言われています。

この温度を『平衡温』といい、
一般的には、これが、『体温』です。

電子体温計は、数秒〜1分程度で、
ピピッっと終了音が鳴りますが、
そこに表示される温度は、実は、
『体温』ではなく『予測温』
といいます。

『予測温』は、最初の数十秒の温度の上がり具合から、
「このくらいのあがり方なら最終的にはこのくらいだろう」と、
体温計が、予測した値のこと。

そのため、測るときの条件によって、
かなりの誤差が、でてしまいます。

例えば、体温計が冷えていると、
通常の状態よりも、低く出ることがあるようです。
また、測るところ(わきの下など)が冷えていると、
1分くらいでは、その部位が温まらないので、
低く表示されることもあります。

なので、表示を見て、不自然だなぁと感じた時には、
そのまま、10分程度、測り続けてみて下さい。
予測から、実測に、モードが切り替わるので、
こうすることで、電子体温計でも、
実測温を、知ることができます。




測定方法


測定方法には

脇の下で測る 腋下体温
口の中で測る 舌下体温
肛門に入れて測る 直腸体温


などがあり、口の中や肛門で測ると、
わきの下よりも、0.5度ほど高くなります。
幼児の場合、腋の下で測るのが、一般的です。
汗ばんでいるときは、軽く拭き取り、
体温計の感温部が、腋の下の中央のくぼみに当たるよう、
体温計を、斜め下から差込み、
腕をしっかり押さえて、固定します。

ノースリーブを着ていたり、
検温前に、腋の下が外気にさらされていると、
皮膚温が、体温より、低くなってしまうので、
測る前に腋をしめて、ある程度あたたまってから測ると、
より、正確に測れます。




体温の上がり下がり


体温は、一日中同じわけではありません。
朝起きてすぐは、低めですし、
食後や泣いた後、運動をした後は、高くなります。
月齢が低いと、着ている服や、外気温の影響でも、
上がったり下がったりします。
できるだけ、安静時に、
周りの環境にも気を配って、測るようにしましょう。



子どもが体調を崩したら、熱の有る無しは、
診断するうえで、非常に重要な手がかりです。
受診時には、いつ、どれくらいの熱があったのかを、
なるべく正確に、医師に伝えることができるといいですね。



posted by まる at 00:00 | 子どもの病気・健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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